より優しい手術のために
院長の雑談 2012.11.23
多くの動物病院では毎日のように麻酔をかけての処置や手術が行われています。あそう動物病院、Animal Care-Hospital ALOHAでも年間あわせて1500例以上の麻酔をおこなっています。
少しでも安全に麻酔をおこなうために、様々なモニター(心電図、血圧、血液中の酸素濃度、二酸化炭素濃度、麻酔の濃度、体温)はもちろん大切ですが、長い手術や小さな動物の手術では体温の維持がとても重要になってきます。
体温維持のために今までは電気式のマットを使用していましたが、今後はより体温の低下を防ぎやすい温風式のマットを使うことになりました。この器械は{Bear Hugger」つまり「くまちゃんの抱っこ」という名前です。暖かそうじゃないですか?
実はこの器械は4年ほど前から使っていたのですが、マットに使う部分がディスポーザブル(使い捨て)だったため、手術コストの面でハイリスクな子にしか使用できなかったのですが、その部分がクリアーできたので、今後はすべての子にこのマットを使用できる様になりました。
年末恒例のカレンダーもお配りしています。今年も僕の大好きなレイチェル・ヘイルのカレンダーです。かわいいですよ〜。数に限りがあります。おはやめにどうぞ!