アメリカに研修に行ってきました
院長の雑談 2017.09.12
先週お休みを頂いて、ラスベガスのオークエンドセンターまで外科研修に行ってきました。
3年ほど前までは毎年研修に行っていましたが、ここ数年はなかなか時間を作ることができなくて、久しぶりのアメリカでした。
海外に研修に行っていつも思うのは、教育のシステムが確立されていて、とても有意義にそして楽しく学ぶことができるという点です。なかなか日本人にはすぐには難しい事なのかもしれませんが、ちょうど病院でのスタッフへの教育について再度見直さないといけないと思っていたところでしたので、いい機会になりました。
獣医師や看護士のような専門職に就く者は絶えず学び続けて、自分の能力をあげ、それを動物たちや飼い主さんに還元していくことが使命だと思っていて、ここ数年は外部のセミナーや学会に行くだけでなく、院内に講師を定期的にお招きして院内でのセミナーを充実させてきました。
現在は画像診断、皮膚科、循環器、臨床病理、麻酔、グリーフケアの専門の先生に来て頂いて、院内でセミナーを行っています。ただ、それらのセミナーを受けるだけでなく、もっとアウトプットする時間をスタッフのみんなに作らせていきたいと最近は考えています。
なかなか、大変な事だと思うのですが、少しずつでも取り入れていきたいと思っています。
写真はラスベガスの研修の唯一の自由時間に行ったアンテロープ キャニオンです。
鉄砲水で岩場が削られて作られたということですが、光りと陰が作り出す美しい自然の造形に感動しました。