出張手術
院長の雑談 2016.09.30
今週の火曜日に友人の病院まで出張で手術をしに行ってきました。患者さんは猫さんで、血液検査で腎臓の数値が振り切っていて危険な状態なので血液透析をしてほしいということで友人の病院に紹介で来院されたそうです。その友人の先生はとても優秀な先生で、来院された猫さんを検査して、その子の尿が出ない原因が尿管結石による閉塞だとすぐに診断しました。
前にも何度もかいていますが、猫の尿管結石は非常に増えていて、なおかつ多くの子が単純な腎不全と誤診されて、適切な治療をされずに亡くなっていると僕はおもっています。そういう話をよくしているので、友人の先生はすぐに診断して、僕に電話してきました。
その日は僕はお休みでしたが、14時までは雑務や打ち合わせがあり、その後病院に出勤して夕方から骨折の手術をする予定がありました。でも、その猫さんも非常に危険な状態で明日まで待つ事は出来ない状態という事でしたので、骨折の手術を終えて、新幹線に飛び乗り、奈良まで。
夜の10時から手術を行って、無事手術は終了しました。翌朝にはかなり元気になってきていて、数値も下がり始め、おそらく無事に退院できると思います。手術後は病院の宿直室に泊めてもらい、翌朝は姫路で勉強会に参加するためにまた新幹線に飛び乗って姫路に移動です。
かなり疲れましたが、結果が良くて疲れも吹き飛びますね(^.^)