幸せになってね
院長の雑談 2016.06.28
このとっても可愛いシェルティーの子犬は昨日退院した子です。遠方から主治医の先生の紹介で来院されました。
主治医の先生の所をワクチンで来院された時に兄弟に比べてとても小さくて、心雑音があるということで、精査を希望されてALOHAに来院されました。
いくつかの検査をした結果、動脈管開存症という今までも何度かブログに書いたことのある先天性の心疾患がある事がわかりました。このような先天性の病気はいくつかの病気が複合している事があるので、他の病気がないかの確認もしましたが、検査では動脈管開存症以外には見当たりませんでした。
飼い主さんはブリーダーさんだったのですが、治してあげて、素敵な飼い主さんに可愛がってほしいという事でしたので、根治のための手術を行いました。動脈管開存症は数少ない手術で根治できる先天性の心臓病なんです。
2kgにも満たない小さな体で開胸手術にも耐え、手術の当日から食事をばくばく食べていました。術後の経過も順調で昨日退院になりました。
いい飼い主さんに出会えて、幸せになってね(^_^)