腹腔鏡を使った避妊手術
院長の雑談 2013.10.01
動物病院で行われる手術の中では、きっと避妊・去勢手術がもっとも多い手術だと思います。
Animal Care-Hospital ALOHA、あそう動物病院ではこの避妊手術と去勢手術の中でもお腹の中に睾丸が残っている腹腔内潜在睾丸に腹腔鏡を使った手術をおすすめしています。
なぜ、この手術をおすすめしているかはこの手術を始めた数年前に書いた記事「腹腔鏡ってどんなもの?」を読んで頂ければと思います。
でも、そういう僕たちの気持ちだけでなく、当院で腹腔鏡の手術を受けられた方の紹介で、新しく腹腔鏡の手術を希望される飼い主さんが来院されるというパターンが増えてきました。また、ご自身やご家族の方が腹腔鏡で手術をされたから、この子にも腹腔鏡で手術をしてやりたいという方が多いのにも驚きます。それほど、人では一般的な手術なんですねえ。
これは腹腔鏡の手術に対して飼い主さんが評価して下さっているということですから、とてもありがたいと思っています。
すごく遠方から来られる子もいて、ちょっと恐縮ですが(^_^;。
腹腔鏡による避妊手術について、記事「腹腔鏡下避妊手術」を書きましたので、ぜひそちらも読んで頂ければと思います。
今後は膀胱結石の摘出や腹腔内陰睾の記事も書いていきたいと思います。