悪性組織球症
後肢のしこりを主訴に来院したメグちゃん、リンパ節の切除をして病理検査に出した結果「悪性組織球症」と診断されました。悪性組織球症は非常に悪性度の高い腫瘍で通常は診断後1?2ヶ月程度しか生きることができないと言われています。この腫瘍はバーニーズに非常に多いことが知られていますが、フラットやゴールデンにも発生があります。化学療法(抗ガン剤)の効果も非常に悪く、ロムスチンという薬剤がやや効果があるとされています。
飼い主さんと相談した結果、メグちゃんもロムスチンによる化学療法を行うことになりました。今は少し食欲がないくらいで、元気そうなメグちゃん。少しでも長く、飼い主さんと一緒にいることができたらと思います。