膀胱腫瘍
膀胱腫瘍の手術のため入院していた秋田犬の太郎君、無事、昨日退院となりました。太郎君はまだ1才7ヶ月ですが、血尿が止まらずに来院しました。造影やエコー検査の結果、膀胱に腫瘍があることがわかりました。術前の細胞診の検査と腫瘍のできている場所は良性の腫瘍を示唆していましたが、膀胱の腫瘍の多くは悪性腫瘍のため、手術で摘出した後の病理検査が出るまでは安心できません。
手術で膀胱の1/3を摘出し、検査に出しました。腫瘍はプチトマト2個分ほどの大きさでした。
そして、今日、病理検査の結果が出ましたが、良性腫瘍で、マージンもマイナスでした。いや?良かったですねえ。
若くても腫瘍はできます。飼い主のみなさんも”若いから大丈夫!”などとは考えないで下さいね。